2017/09/30

写真・トリシティ、ホンダの試乗会へ殴り込むの巻 ~そしてレブルと2ショット~

立ち寄って正解だったよ
久々にほっこりとした気分になりました
心の凹みが一気に8割方直った、そんな感じ




見よ、この場違い感


この前試乗したレブル250です
今日もスタンバイしていました


レブル500が来ていました
手前が250、奥が500



マッシブなフランジレスタンクがかっこいいCB1100
すらりとした姿が雅なDCT仕様のアフリカツイン
こちらもこちらで憧れます

会場の一角に出展なさっていたバイク用品卸業の方とお話したり、
販売員さんにレブルのメカニズムについていろいろお訊ねしたり・・・
ゆったりとした雰囲気は試乗会ならではですね
まあ、TriKaiはいつものように、緊張でがっちがちだったんですがね・・・

ここでサプライズが
なんと、販売員さんのご厚意で、
トリシティとレブル250の2ショットを撮らせていただけることに


ふあああ・・・!

某市東部のドリームな販売店様
撮影へのご協力、そして楽しい時間をありがとうございました

・・・相手から尋ねられない限り、
ブログを運営していることを明かさない方針、
それから居住地域をぼかす方針、
いっそ撤廃したほうがいいのかな・・・

ここまでよくしていただいたのに、
写真の掲載許可を取れずじまいで、
さらに店名まで伏せてしまうのは、なんだか罪悪感が・・・



帰りの道中にて




さてさて
まずは身体をしっかり休めて、
きちんと元気になったらまたがんばろう、うん

身体がつらい

つらいんだけど、
知人からちょっと顔出してほしいと頼まれてしまってな・・・
幸い一晩しっかり寝たら、
長距離でなければ運転はできそうな程度に回復したので、
ちょっくら行ってこようと思います

そういえばホンダの店から、
レブルも来るから試乗会に参加しないか、ってお誘いもあったな
時間が許すようなら、そっちにもついでに寄ってみるか・・・
何かの間違いで借り物を倒すわけにはいかないから、
見てるだけになるだろうけど・・・

アライMZ-Fのインプレと、モビシティの雨天街乗り編完成版、
細部の詰めにもうちょい時間がかかりそう
凝り性ってのはこれだからなぁ

2017/09/29

ホンダの逆襲・新型スーパーカブシリーズ ~東京モーターショー2017 ホンダの出展概要~

本田技研工業
ニュースリリース
「第45回東京モーターショー2017」Hondaブース出展概要について
http://www.honda.co.jp/news/2017/c170929.html

特設サイト
http://www.honda.co.jp/motorshow/2017/

うおおおおお!
アホンダらぁぁあああ!!

心はハイテンションなのに、
身体が全然ついてこないよ・・・!



原二乗りにとって最大のトピックは、
何といっても、新型スーパーカブ/クロスカブのお目見えでしょう

おそらくは樹脂外装ながらも、
先祖のディティールを上手に落とし込んだこのスタイリング、
見事だと思います
テレスコピック式フォーク、めっき部品を多用したリア周り
どうやらLED化されたらしきヘッドライトなど、
レトロ・モダン・フューチャーの3要素がうまく共存していて好みです

一方、写真を見る限り、
パワートレインはJA07/JA10からのキャリーオーバーのようです
登場当時から騒がれていたミッション周りの問題も、
とりあえず一段落しているようですし、
耐久性に関してもちょっとは期待していていいのかな・・・?

※2017年10月21日追記

プレスリリースにより、おおまかな改良点が判明したので、
改めて投稿を起こしました
祝・新型スーパーカブ・AA09/JA44登場 & カブファミリー総生産台数1億台突破
http://trikai.blogspot.jp/2017/10/aa09ja441.html

※追記ここまで

Honda Riding Assistは、やはりEVとして発展しましたね
さあ、どうするんだ? MOTOBOT君?
ぜひ跨りに行ってほしいところなんですが、
コンセプトモデルだからお触り厳禁という可能性もあるんだな・・・

CB1300/CB400も新型が展示されるようです
地味にレブル250が展示予定車に混ざっているのが、TriKaiにとっては嬉しいです
スーパーカブC125、そしてモンキー125も大注目

今回のホンダブースは、ファンバイクが豊作の予感がします

調子がおかしい

・・・念のため書いておきますが、
トリシティではなくて俺の身体のほうの話です
あの子は今にも走り出しそうなほど元気です
勝手に走り出すバイク、それなんてホラー?

胸が締め付けられるようで、どうも呼吸が苦しい
それと、背中ががちがちに突っ張って痛い

しかし臓器がどうのこうの、というものでは無さそうな気がする
ここ最近、いろいろあってパート先を解雇されたり、
新就職先が決まらず不安に苛まれたりしていたんですが、
その絡みのストレスかな、原因は・・・

不肖TriKai、対面で話すと緊張でボロボロになるうえ、
学歴や職歴もまたことごとくボロボロなもので、
世間的には簡単と言われる部類のパート・アルバイトの求人でさえ、
40~50件面接して1社受かるかどうか・・・というポンコツぶりなのですよ
いやあ、お恥ずかしい
つくづく要領悪いって損よね・・・

あまり気にせず、大きく構えるようにと意識はしていたんだけどな・・・
幸い、当座をしのげる程度の貯金と、
ありがたいことに家族のバックアップもありますし
それでもやっぱり、焦りは出てしまうようで・・・

週末は息抜きとして、
少し遠出するなり泳ぎにいくなりしようと思っていたんですが、
この状態ではトリシティの運転を含めてNGですね・・・
無理のない範囲で雑役やったりブログ投稿を仕上げたりして、
週があけたら病院行き、かな

メモ・なぜTriKaiはトリシティのものを含むヘッドライトのLED化に対してアレルギーを持っているのか

メールにてご質問をいただいだので、
回答も兼ねてメモしておこうと思います

一部、毒の強い表現を含みますが、ご容赦ください



まずは前置き

移動用機器のライト・ランプ類には、
機能で大きく分類して3つの種類があります

「照らすための灯火」

「知らせるための灯火」

「飾るための灯火」

です

例えば、ウィンカーやテールランプ、
ブレーキランプは「知らせるための灯火」が主機能
ポジションランプは「知らせるための灯火」と、
「飾るための灯火」を兼ねています

ヘッドライトの主機能は言うまでもなく「照らすための灯火」なのですが、
副次的に自車の存在をアピールする「知らせるための灯火」としての機能も持っています
さらに乗り手が自分好みの色温度へとカスタムした場合などは、
「飾るための灯火」としても機能する、というわけです



前照灯の保安基準と、照射光のグレア成分

話をヘッドライトの主機能へと戻し、改めて分析すると、
当然ながら、暗闇の中で進路や障害物を、
きちんと確認できることが第一の機能的要件となります

が、ここで忘れられがちなのが、
「照らすための灯火」としての他の要件、
そのうちのひとつ、
特にロービーム照射の際、照らしてはいけない部分・領域は照らさないこと
もっと具体的に言うと、
先行車や対向車のドライバー、あるいは歩行者を幻惑しないこと
なんです

//////////

国土交通省
道路運送車両の保安基準(H29.06.22. 現在)
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_000007.html
第32条
5 すれ違い用前照灯は、夜間に自動車の前方にある交通上の障害物を確認でき、かつ、その照射光線が他の交通を妨げないものとして、灯光の色、明るさ等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。

※「すれ違い用前照灯」=ロービーム
ハイビームは「走行用前照灯」と表現されます

//////////

独立行政法人 自動車技術総合機構
https://www.naltec.go.jp/
審査事務規程
https://www.naltec.go.jp/publication/regulation/shinsajimukitei.html
新規検査及び予備検査(指定自動車等以外の自動車)・継続検査及び構造等変更検査等(使用の過程にある自動車)
7-63、8-63 すれ違い用前照灯
7-63-3 取付要件(視認等による審査)
⑩ すれ違い用前照灯の直射光又は反射光は、当該すれ違い用前照灯を備える自動車及び他の自動車の運転操作を妨げるものでないこと。


※いわゆる車検についての規定ですが、
参考として引用しました

//////////

しかし現実の公道上には、ロービーム照射中にもかかわらず、
ハイビームと見紛うばかりの光を、
盛大に漏らしながら走っている車両がそれなりにいます

ウィキペディア
グレア(glare、眩輝『げんき』、眩惑『げんわく』)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A2

眩しさの原因は主に2つ

ひとつは、光源の特性に対し、
リフレクターおよびレンズの形状が適合していないこと

ハロゲンバルブ用のハウジングに、
発光特性が異なるHIDバーナーやLEDバルブを無理やり押し込めると、
放たれる光線が滅茶苦茶になってしまい、
非常に眩しく見えるというわけです

「じゃあ、ハロゲンバルブの形状と発光特性を真似たLEDバルブならOKだね」
・・・って、思いましたか?
実は、そこが落とし穴なんです

もうひとつの原因は、
リフレクターおよびレンズの設計時想定輝度に対し、
実際の光源の輝度が高すぎること
端的に言って、バルブが明るすぎるんです

リフレクター式のバルブハウジングは、
構造上、多少のグレアの発生がどうしても避けられません
当然ながら灯具メーカーは、適合するバルブの仕様に合わせ、
光に指向性を与えつつできる限りグレア成分を抑え、
他の交通を幻惑することが無いよう、ハウジングの設計をおこないます

しかし、ユーザーがメーカーの想定していなかった、
高輝度のバルブをDIYで導入してしまったら、どうなるでしょうか?

例えば、ロービーム1000lm・ハイビーム1500lm級の純正バルブを、
ロー・ハイともに3000lm級のLEDバルブに交換したら?
当然明るくはなりますが、
輝度が高いぶん、グレア成分も増えてしまいます
しかも構造に起因する仕様ですから、
いくら光軸調整をしても無駄です
軸をきちんと出しても・・・いやむしろ、
軸がきちんと出ているからこそ、それに纏わるグレアが眩しい

仮に登録車で車検をパスできるとすれば、
それは検査官のお情けによるものです
照射光のグレア成分に関しては数値的な基準が定められておらず、
「とにかく他の交通から見てロービームが極端に眩しくないこと」
・・・という、割とふわっとしたルールが運用されているので、
車検に通るケースも無いわけではないはずです
が、法規ぎりぎりのグレーゾーンにいるということは確か

何より、法規や迷惑云々以前に、
幻惑された車両のドライバーが操作を誤って、
こちらに突っ込んでくるような事態が起こった場合は・・・
目も当てられません

「じゃ、じゃあ輝度を純正同等に抑えたものならどう・・・?」
それは名案ですが・・・
現状、そんなラインナップが豊富にあると思いますか?

レンズとリフレクターの設計、そしてバルブの高い輝度
これらをそのままにグレア成分を低減しようとした場合、
バルブの設計を工夫するしかない、という結論に行きつきます
純正球の形状と配光を真似ただけの設計ではダメなんです



熱対策および湿気対策の問題

ハロゲンヘッドライト用のバルブハウジングは、
お世辞にも放熱性に優れているとは言えません

これはハロゲンバルブが一般白熱球と比較して高輝度・長寿命な所以、
フィラメントに使われているタングステンが昇華した際に、
これを発光時の高温を逆手に取る形で、
化学反応によってフィラメントに還元させるという動作原理に由来します
強力な放熱機構は不要、大抵の場合は自然空冷で十分なのです

その一方、高温となったバルブの表面に、
水滴が甚だしく付着すると破損する恐れがあることから、
防水性に関しては一定のレベルが確保されています

ウィキペディア
ハロゲンランプ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97

熱に弱い半導体、LED素子にとって、この動作環境は過酷です
いくら電力から光への変換効率が高いとはいえ、100%ではない以上、
高出力のLED素子からは、けっこうな熱が発生します
何かしらの冷却手段が必須です

そもそも冷却装置が無いものや、
あからさまに容量が小さいものは論外

巷に流通する安物LEDバルブにたまに存在するのが、
小型のファンを使ってハウジング内に外気を送り込む方式なのですが・・・
果たして、ハウジング内のエアフローはどうなっているのか・・・?

LED素子を脅かすものとしてはもうひとつ、
ハロゲンバルブ同様に、水分・湿気の存在があります
しかし外気導入式の場合、 湿気や雨への対策なんて、
施す余地が無いのでは・・・?
仮に、素子自体を防水設計したとして、
冷却性との両立は可能なんでしょうか・・・?



理想的なヘッドライト向けのハロゲンバルブ交換型LED灯とは

上述のまとめから、

1.純正のハロゲンバルブ形状および特性を単純に真似たものではないこと

2.特殊な形状で、かつ上方および側方へのグレア成分を、
極力低減できるよう、入念に設計されたものであること

3.ヘッドライトハウジングの防水性を損なわないこと

4..ヒートパイプ等の熱交換器と別体式の大型ヒートシンクを備えており、
素子に生じた熱を効果的にハウジング外へと放出できること

これらの要件を満たしていることが理想的です
さらに付け加えると、運転条件、特に温度によって、
素子の輝度が変化しないことも重要となります
色温度の選定、輝度の自重に関しては言わずもがなです

これらを満たさずにヘッドライト用を謳うLEDバルブは、
各所から反感を買うことを承知ではっきり申し上げると、
総合性能でハロゲンバルブには遠く及ばない、
無闇に明るく、無駄に高価な、ただのガラクタです

特に「ポン付け可能」をやたらと強調したり、
メリットだけを列挙しつつ、
デメリットには全く触れないような業者が叩き売っているものは、
十中八九ロクデナシと見て、まず間違いありません



理想的なLED化、もうひとつの解

一方、バルブだけを交換するのではなく、
レンズやリフレクターなどの配光機構まで含めて、
LEDに適したものに丸ごと交換してしまうことも、
理想的な手法として考えられます

LED灯ではなくHID灯の例ですが、
俳優の伊勢谷友介氏が、
ヤマハ発動機協力のもとでプロデュースなさったトリシティが、
この手法を採用しています

motorcycle factory【閃屋】
伊勢谷友介さんプロデュース YAMAHA トリシティ カスタム②
https://ameblo.jp/thespade13ds/entry-12193937654.html

いわゆるプロジェクタータイプの配光装置は指向性に優れており、
強い光束を実現すると同時に、グレア成分を大幅に抑え込むことができます

さらに純正のハウジングをステー代わりとしてそこに埋め込むことで、
容易な光軸調整を可能としているのも上手いポイントです

さすが、メーカーたるヤマハ発動機が企画に絡んでいることもあって、
ワンランク上のカスタムが施されていますね



LED化のメリットを考える

あんまりネガティブな部分ばかり書き殴っても建設的ではないので、
ここはひとつ、用途ごとにLEDが持つ可能性、
ポジティブな部分にも触れておきましょう

//////////

1.ドレスアップ

白熱球をLEDへと換装する上で、おそらく1番メジャーな理由はこれでしょうか
全ては乗り手の好み次第ですが、詳しく語るまでもなく、
LED灯特有の力強い白色光や歯切れのよい点滅には、多くの愛好者がいます

・・・が、この人気の傾向が災いしてか、
TriKaiが好むハロゲン・クリアバルブ同等の色温度を採用した、
つまりは昼白色~淡黄色のヘッドライト用LEDバルブってほとんど無いんです
おまけに社外品だけではなく、純正装着品のLEDライトに関しても、です
晴天時と雨天時・霧発生時、それぞれの間で照射性能のバランスを取った場合、
クリアバルブ同等の色温度が最も全天候性に優れる・・・というのが、俺の持論です
ゆえに「少なくとも現状では」ヘッドライトをLED化する気が起こらず、
またLEDヘッドライトを純正装着した車種は敬遠してしまう、というわけです

逆に言えば、
電球色かつ納得がいく配光・冷却仕様のLEDバルブが発売された暁には、
2万円前後までなら一時的にでも導入してきちんとレビューしてみたいな
とも思っています

//////////

2.性能ないし機能の向上・改善(LEDチューン)

同等性能の白熱球を遥かに凌ぐ省電力性はLEDの特徴ですが、
これを活用して、

・二輪車の灯火類の中でも、特に大出力のヘッドライトをLED化することで、
オルタネーターやバッテリーの負担を減らし、後輪出力や燃費の改善を狙う

・スクーターにおいて、テールランプ・ブレーキランプをLED化することで、
始動時にブレーキを引いた状態=ブレーキランプが点灯した状態でも、
スターターモーターがより確実に機能できるようにする

・ハザード機能付きのウィンカーをLED化することで、
エンジン停止時にハザードモードで点灯した際に、
バッテリーあがりのリスクを減らす

など、走行性能や各種機能の強化を図ることがあります
俗に「LEDチューン」と言われたりもするこれらの手法は、
適用車種の仕様や特性をきちんと踏まえておこなえば、
相応の結果が出る場合があります

TriKaiにとってはむしろ、こっちの効果が本命です
充電制御の仕様にもよりますが、一般に小排気量のバイクは、
全発電能力に占めるヘッドライト消費電力の割合が多いので、
トリシティ125でも、特に中回転域のトルクが、
わずかながら向上するのでは・・・と、目論んでいます
あとは実用環境下での寿命と、
他の電装品との相性が気になるところですね



結論を申し上げると、

・LEDへのアレルギーというよりは、
半端な製品と安易な改造の氾濫・横行に対して、
反感を抱いているという表現が正しい

・今後「照らすための灯火」としてLEDの熟成が進むはずなので、
やがてはアレルギーが緩和する日が来ると考えている

ということです
ご納得いただければ幸いです

2017/09/28

TriKai買い物紀行・ストリームトレイル ドライキューブ 5L

今後の用品インプレはこのタイトルで行こう
ついでにアフィリンクも貼ってしまおうぐへへへへ

・・・TriKai買い物紀行、そんなノリで始める新企画です
薄汚ーい!



突然の雨はライダーの天敵
レインギアは常に持ち歩いておきたいものです
ついでにそこそこの防水性を持つカバンもあれば安心
そう思いませんか?

乗車中に小物を身に着けておく目的で、
小さな防水カバンを買ってみました


Stream Trail
Dry Cube 5L
ストリームトレイル・ドライキューブ
http://www.streamtrail.tokyo/products/detail.php?product_id=9



・第一印象&各部の機能

相変わらずオレンジ色には目が無いTriKaiです


 最 高

この色が無くても購入候補には入れていたと思いますが、
第一候補になったのはこの色があったからこそです
他の色もビビッドでいい感じ

この手のバッグは円筒形となっていることが多い気がしますが、
こいつはキューブの名そのままに角型なのが特徴ですね
公式サイトの解説によれば、
荷物の詰めやすさを重視した結果だそうです

生地はターポリン
織り布を柔らかい合成樹脂のフィルムで挟み込んで、
熱で固定した複合素材です
ざっくり言うと、軽トラ荷台のカバーだとか、工事現場の防護シート、
高校なんかが貼る「祝!インターハイ出場!」みたいな横断幕、
体育祭やらで設営される大型のテントなどに使われるもので、
そこそこの強度と高い耐水性・耐汚染性を持ちます

この製品の場合、
布地は420デニールのポリエステル製、
樹脂フィルムは比較的硬質なものを使用
これを組み合わせてバッグの形にしたものに、
樹脂製の部品やテープを取り付けて製作されています
熱による圧着処理が多用されており、
表に出る面には内面へと貫通した縫い目が出ないよう、
よく配慮されているのがわかります
例えばこの部位↓

まず黒いパッチに樹脂テープを縫い付けた上で、
それを本体へと熱接着してあります


その代わり、細々としたコンパートメントなどは省かれ、
バッグとしてはシンプルに仕上げられています
間口をロールダウンして閉める構造、
かつクイックアクセス用のジッパーなども設けられていないため、
閉めた状態から素早く中身を出し入れする必要がある用途には不向きです

入れた小物の整理がしたい場合は別途、
ハンドバッグ用のインナーポケットを導入するといいでしょう
適当なサイズが文房具店などで売られています





アイコンやロゴがまたいい感じだ
類似製品でもっとお手頃な価格のものは世に溢れていましたが、
スタイルのかっこよさ、それに伴う満足度まで含めて考えると、
費用対効果は高い部類だと思います

ネームタグが付属していました


クリア窓の内側に小さなポケットがあるので、
そこに入れておきます



・とりあえず間口を閉じてみよう


説明書類はあまり親切とは言えません
素材の特性、手入れの方法、各種の注意点は書かれていますが、
肝心の使い方についてはノータッチです
まあ適当にやってくれ、といったところでしょうか

パッケージ写真やウェブサイトを参考にして、
間口を数回折ってたたみ、両端を起こしてバックルをはめる・・・と

さて、うまく閉まったかな?

確認したい時は、軽くポンポンと叩いてみましょう
しっかりと間口が閉じていれば空気が漏れず、
まるで膨らみかけのビーチボールのような感触が返ってきます



・収容力はいかほどか

サイズに関しては、ちょっと選択ミスしましたね・・・
今回購入した5Lは、さすがに小さすぎました
A4どころかB5の書類あたりでも、きれいに収めるのは厳しいです
本来はサブバッグとしての使用、
あるいは子供用カバンに適していると思います

先述のとおり、間口をロールダウンすることで防水性を確保できるのですが、
仕様上の容量は、どうやらロールダウンしていない状態での数値のようです
実用の際の容量は、仕様上の容量よりもそれなりに小さくなります

最低限必要な容量よりも少し大きめのサイズを選んだほうが、
何かと都合がいいでしょう
事前検証には2L、
および500mLのペットボトルを用いるのが便利かと思います
5Lの場合でしたら、
底部の面積は、およそ横倒しにした500mLボトルを2本並べた程度
間口からの奥行きは、開けた状態で立てて置いた2Lボトル同等、
閉めた状態で立てた500mLボトル同等、というのが目安となります


とりあえず今、
TriKaiが身に付けていたものをすべて詰めてみましょう


一応全部入りましたが、余裕はほとんどありません
荷物を削りに削って、なんとか1泊2日に耐える、というレベルかなぁ

・・・ん? 今の俺の恰好?
全裸に決まってるじゃないですか
変態だー!!

ちなみに、トリシティのメットインには余裕をもって収まります

身に着けておきたいものを入れる目的で買ったので、
今回の評価にはあまり絡みませんが・・・

走行中のメットイン内には少々熱がこもりますので、
極端に長時間の収納はやめておいたほうが無難です

・・・さすがに外に出るときは服を着ましたよ・・・
変態なのは否定できないけどさ



・防水能力をテストする

構造上、完全防水ではないため、
さすがに全体を水に浸すような使い方はできません
一応、間口を閉めた状態なら水に浮くようになっているみたい
・・・浮き具として使うのはNGだぞ?

マリンスポーツや雨天下でのライディングなど、
雨粒や水飛沫が凄まじいシチュエーションこそ、
このバッグが本領を発揮する場面のようです

というわけで、トリシティの洗車ついでに試してみましょう
キッチンペーパー数枚を入れて、一緒に洗います
濡れたら一発でわかるぞ


ざばー


ざばばー


くらえぇー!!
趣旨が変わってるじゃないか!


ふう
さて、中身はどうなった?
タオルで表面の水を軽く拭ってから、開けてみます


入口の樹脂テープも湿っちゃってるし、
さすがにこれはノーダメージとはいかないかな・・・


おお・・・濡れていない!?
すごいじゃないか!

水を拭わずに開けると、
取り出したものが少し濡れてしまうこともあるかもしれませんが、
非防水の電子機器や裸の紙類を入れたりしなければ、
十分許容できる範囲でしょう

・・・その後

この投稿を書き上げるまでの間に数回、
雨の中で使用する機会がありました

結果は、どのケースでもまったく浸水無し
うち1回はいきなり降り出した大粒の夕立で、
俺は下着までびしょびしょになってしまいましたが、
ドライキューブのほうは平然と中身を守ってくれました

十分に実用的・・・否、実戦的と言ったほうがしっくりきます



・その他

産地を調べていて思わぬ発見


タイ王国製か、トリシティと同じだな
って、

大阪市、旭区だって!?
こいつ、企画元は本邦の企業だったのか!

株式会社キャップス
http://www.capsjp.co.jp/

主力事業はフライフィッシング用品の開発・製造
そこから派生して防水カバンなのか・・・
1986年にスタートってことは、すでに30年を超える社史がある、と

意外でした
デザインの仕方が日本製品離れしていると感じたので、つい
てっきり新興企業発の海外ブランドかと・・・

正直なところ俺は、
本邦のモノ作り・製品デザインについて、
総じて機能面はよく練られている一方で、
それらが使われるシーンの想定が甘く、
具体的にその製品があるライフスタイルを提示できていない、
いわば世界観の広がりに乏しい、という印象を抱いていました
「使うと便利」な製品を作ることは得意でも、
「使うことが楽しそう」な製品をまとめるとなると、
まだまだ伸びしろがあるイメージでした

しかしストリームトレイル・ブランドの製品群に対しては、
鮮やかな色使いと、かっこいいアイコン使い、
実用に供される製品の写真をふんだんに使ったウェブサイトの構成から、
一目で「これを使ったら毎日楽しそう!」という印象を抱いたんです
機能面は当然として、スタイルもセンス良くまとめ上げ、
さらに販促、製品の持つ魅力についてのアピールが上手い、ときている
ぜひ使ってみてほしい、という強い訴求力、
作り手のパッションを感じました

こんな素晴らしい製品デザインをする企業が、
大阪にはあるんですね
浪速魂だな・・・!



・まとめ

ストリームトレイル・ドライキューブのTriKai流インプレッション、
いかがでしたか?
このあたりでまとめましょう

・カジュアルシーンやスポーツシーンで映える、鮮やかなカラーとスタイル
・ライダーにとってありがたい、強力な防水構造
・バッグとしては簡潔な機能性、使い勝手はユーザー次第
・そこそこの価格と、高い費用対効果

・雨でもバイクに乗る街乗り派にはぴったりのアイテムと言える
小物を多く収納する際は、カバン整理用ポケットなどを別途導入すると、
使い勝手が大幅に良くなる

・大容量のタイプはツーリングユースにも適するが、
同ブランドには他にも魅力的なアイテムがあるので、
ラインナップをよく確認・比較することを推奨

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ちなみにオレンジ色はどのサイズでも選択可能! これ重要!
【広告ここまで】

公式サイトからの直販を利用するのも便利です
ストリームトレイル公式サイト(日本)
http://www.streamtrail.tokyo/

トリシティ乗りだけではなく、
全てのシティライダーにおすすめできる品だと思いました

さて、これをどう使おう?
どこに連れて行こう?
ただ飾っておくのはもったいない!

2017/09/27

写真・おひとり様でソフトクリーム

どーしても気分が荒むので、
一人寂しくソフトクリームを食べに行ってきたぞ


肝心のソフトクリームの写真が、
全部ピンボケして使い物にならないという悲劇


トリシティの影に隠れてますが、
写真奥がソフトクリーム屋です
少し前に改装された新しい店舗
焼きカレーなんかも食べられるみたいだね

ひたすら毒を吐きたくてたまらないときは、
ちょびっと甘いものを食べて落ち着くに限ります・・・

2017/09/25

総行16,000km突破、6度目のオイル交換 & トリシティがいる生活、および当ブログ、まもなく3周年

例によって、銘柄はヤマルーブスポーツ、
料金は工賃込みで2000円ちょっと

いやー、今回は5度目からあっという間だったよ
モビシティの慣らしやら、各試乗にツーリングやらあったけど、
本当によく走ったもんだ

次のオイル交換は、
ちょうど総行20,000kmのちょい手前になるはずなので、
先んじてVベルト周りやクラッチの部品確保もお願いしました
まだまだ乗るぞー



早いもので、もうすぐトリシティ購入から3年
トリ飼い日記も3周年を迎えます

スパムアクセスをフィルタして月間平均4000PVという数字は、
ウェブサイト構築に明るい友人によれば、
ほとんどのコンテンツがニッチな情報とポエムで占められ、
かつSEO対策を含めた広報活動もロクにやっていないブログとしては、
そこそこ人気と言っていい結果なのだそうです
まったく、みんな物好きだよなぁ、ハハハ

・・・多くの方々にご覧いただいていること、本当に嬉しく思います
日頃のご愛顧に対し、厚く御礼申し上げます

すぐに上のような物言いをするヒネクレ者が書き殴ったブログですが、
どうかこれからも、お暇なときにぜひ、遊びにいらしてください


改めて、よろしくねー

2017/09/23

フリーダムMOTOBOT、再び ~東京モーターサイクルショー2017 ヤマハのスペシャルサイト~

ま た あ ん た ら か

ヤマハ発動機株式会社
第45回東京モーターサイクルショー2017 スペシャルサイト

https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/event/tokyo-motorshow-2017/

本素材はプレゼン資料や、壁紙、煮るなり、焼くなりコラするなり
ご自由にお使いいただけます。

説明文までこのノリ・・・
実に・・・フリーダム・・・

なんというか、うん
俺の頭の中にあるヤマハ発動機の企業イメージが、
スタイリッシュ」から「オサレ」へと、
順調にグレードダウンしつつあります

ひょっとして利用規約の、
「・ヤマハ発動機株式会社のイメージを著しく損なうような利用」
に抵触するんじゃないのか、この投稿・・・?
・・・いや、ヤマハ側の広報さんたちの悪ノリがすべて悪いんだ(責任転嫁)



れぶず! ゆあ!! はーと!!!







企業イメージ損ないまくりじゃないか!
お許しください!!

使用素材の著作権は、
ヤマハ発動機株式会社様に帰属します
ご提供ありがとうございました

※追記
2017年9月24日
悪ノリに加担した

2017/09/22

スズキの奇襲、SWISH(スウィッシュ) ~東京モーターショー2017 スズキの出品概要~

スズキ株式会社 企業ニュース
第45回東京モーターショー2017の出品概要
http://www.suzuki.co.jp/release/d/2017/0922/

いよいよ東京モーターショーが近いのかぁ
・・・って、

上質なスタンダードスクーター「SWISH(スウィッシュ)」

パッケージングがまんまシグナスじゃないか!
アドレス125の件といい、スズキのスクーター企画陣はどうしちゃったんだよ!?

思いつく限りのツッコミは、他のレビュアーさんにおまかせするとして・・・

ぱっと見の印象だけで言うなら、
このスウィッシュのほうが断然「新・通勤特急」のイメージに合致しますよね
フロントホイールも10インチのようだし、カスタマーの立場から見た場合の、
実質的なV125の後継はこちらになるんじゃないかな、と

ひょっとするとひょっとして、
「全面的にリフレッシュするなら、この際名前も一新しちゃおう」
という、企画会議の流れを経た結果だったりしてね
アドレス125の立場を自社で潰してしまう・・・ある意味変態ではあるな、うん・・・



SV650XGSX-R125も気になりますが、
今回、それら以上に目を奪われたのが四輪車の出品計画

噂となっていたハスラーのオーバーリッターエンジン版、
XBEEと書いて、クロスビーという名前になったんですね
愛嬌満点のハスラーに対し、ちょびっと曲線多めで色気のある印象
イグニスの立場との兼ね合いが気になりますが、
きっとハスラー同様に人気が出ることでしょう

スムージーショップの移動屋台をイメージしたという、
キャリイ軽トラいちコンセプト
ストレッチされた運転室部と、一回り背の高い荷室部、
そしてベージュ基調のカラーリングが、
どことなくフレンチ・フルゴネットのようで、いい雰囲気を醸しています

一番気になった点、スペーシア コンセプトの内装
どうやらデニム調のシート表皮に、
オレンジのステッチを入れた仕様が計画されているようなのです
これは・・・ぐふふ、楽しみだ
四輪車が買える身分ならなぁ、くそう
来年はもっともっとがんばるぞ



スズキらしかったり、らしくなかったり
眺めてるだけでもワクワクしてくる

他社のリリースも、それからモーターショー本番も楽しみだね
一度は実際に足を運べたらいいんだけどなぁ

メモ・アンダー200ccクラスのコミューターを、さらに細分化されたカテゴリへと分類したら

先日のスズキ関連投稿で、
PCX、NMAXを「スーパーコミューター」と表現した

これ、俺が考案した表現ではなく、誰かからの受け売りだ
どこで仕入れたのかは忘れてしまったが、なかなか的を射た言葉だと思う
この2車種は数あるコミューターの中でも高付加価値の高価格帯商品であり、
高い走行性能と必要十分な利便性を兼ね備えているからだ

これに影響されて、著名なアンダー200ccのコミューターモデル群を
いくつかの独自カテゴリへと分類してみた

・・・分類したところで特に何もメリットは無いけれど、
TriKaiはこんな感覚で各種のインプレッションを書いている、
という指標のひとつとしてメモしておこう・・・



スーパーコミューター

各社コミュータークラスのフラッグシップを目指して開発された車種群

高価格帯に属するが、導入コストに見合った高い付加価値を持つ
高機能・高性能エンジンと、フロアトンネルを持つ高剛性なシャシーの採用により、
特に走行性能に優れている
また、それとバランスされた利便性も備えている

メットインは駐車時のヘルメット収容に加え、
走行中のラゲッジスペースとしてもある程度使える容量を持つ
リアボックスを装着すればツーリングユースにも対応可能

・PCXシリーズ
・NMAXシリーズ



ユーティリティ

特に高い利便性を実現することに注力された車種群

走行性能はそれなりだが、大容量のメットインスペースが確保されており、
多くの荷物を収めた状態で安定して走行することが可能

反面、原付一種のパッケージを拡大する形で設計された車種は、
メットインの底が浅めの場合が多く、
駐車中のヘルメット収納に関しては苦手な傾向がある
リアボックスを装着することで真価を発揮する

・リード125
・アクシスZ
・シグナスXシリーズ
・BW'S125
・マジェスティS
・マジェスティ125
・バーグマン200



エコノミー

特に経済性、費用対効果を重視した車種群

いわゆるゲタとしての取得性、使い勝手を追及しており、
価格の手頃さ、抑えた車重による取り回しの良さ、出足の軽快さが光る

メットインは駐車時用と割り切られている場合が多い
リアボックスを取り付ければまずまずの利便性を得られる

・アドレスV125シリーズ
・アドレス110(II)
・ディオ110



ビジネス

耐久性、実用性を至上とした車種群

低燃費化、もしくは燃料タンクの大容量化で、
給油回数を減らす設計がなされている

メットインを持たないがゆえに車両単体での利便性こそ低いが、
大型貨物の積載や、大容量のラゲッジボックス装着が容易に可能なため、
ユーザーの工夫次第で非常に高い実用性を発揮する

また、原付一種のジャイロシリーズは、
ミニカー登録が比較的容易なことで知られている

・ベンリィ110
・スーパーカブ110
・ジャイロシリーズ



ファンバイク

操る楽しさ、使う楽しさに焦点を当てた車種群

マニュアルトランスミッション車の多くがここに属する

スーパーコミューター以上の走行性能を持つものも多い一方で、
利便性と実用性は大抵割り切られている

例外として、YBR125など、
実用車に近いパッケージングの車種は、それなりの汎用性を持つ
またクロスカブは、ビジネスタイプ派生型ゆえの高い実用性を誇る

・ズーマーX
・モンキー
・グロム
・クロスカブ
・YBR125
・XTZ125
・Z125シリーズ
・KLX125
・GSX-S125
・ジクサー



ヨーロピアン

EU圏のスクーターに多いとされる形態の車種群
特にホイールが大径のものは、ハイホイールスクーターと呼ばれる

走行性能はスーパーコミューターに近いが、

・かなり高いシート高に対して十分に低いフロア高
・フロアトンネルが無くステップスルーが可能
・足を前に投げ出すクルージングポジションを取ることが不可能
・メットインは駐車時のヘルメット収納に特化され、走行中の使い勝手が悪い
・リアボックスがほぼ標準装備として考えられているリア周りの仕様

・・・など、独特のパッケージングを持つ

広い目で見ると、トリシティもこのカテゴリに属している

・SH125
・Sh-mode
・トリシティシリーズ



レトロ

旧守的、懐古的な外観を持つ車種群

2017年現在、本邦4大メーカーのラインナップ中、
日本国内向けに正規販売されている原付二種の車種には該当するものが無く、
空白のカテゴリとなっている
2017年10月19日発表の新型スーパーカブ110は、
伝統的な丸目カブのスタイルに倣ったレトロな外観を採用した

このほか、途上国・新興国向けの現地生産モデルが、
偶然要件を満たしている場合が多い

一方、原付一種にはいくつかの車種が存在する
ビーノは初代の2ストモデルを含めると、20年のロングセラーを誇る
リトルカブは今は無き昔ながらのカブの特徴を色濃く残す、遺産的なモデルである

海外メーカーのラインナップに目を向けると、
ピアジオのベスパシリーズがこのカテゴリに近い方針でデザインされている
ただし機械的・機能的な面では、Vベルトドライブの採用や、
メットインの設置など、多分にモダナイズされてもいる

・スーパーカブ110(JA44)
・GN125
・YB125
・ビーノ
・リトルカブ
・ベスパシリーズ



LMW

ヤマハ発動機の秘蔵っ子

言わずもがな
・・・とだけ説明するのも味気ないので、少し補足する

競合するリーン式トライシクルの多くが、
250cc以上の大排気量と豪華な装備を持つのに対し、
125cc~155cc級かつ装備が簡潔なトリシティシリーズは、
特に取得性と身軽さに優れていると言える

・トリシティシリーズ



※追記
2017年9月22日
LMW、およびレトロカテゴリについての説明を改稿
2017年10月20日
レトロカテゴリの説明を改稿

2017/09/21

祝・GSX-S125、日本市場投入 &祝・・・? アドレス125登場

うひょー!!
スズキサン、ゼッコーチョーネー!



アドレス125
http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/uu125l8/top

・・・アドちゃん、最近太った?(デリカシー皆無)

遂に登場したV125の後継車種なんですが、
いきなり上記の印象を抱いてしまいました
実際、なんだか太ましく見えてしまう
Vが車名から取れた、って・・・ベルトが締まらなくなったのか?
なにぃ? ベルトのイニシャルはBだろって?
VベルトのVだよ!

違和感の原因は主に、
歴代の原付二種アドレスVシリーズが「通勤快速」「通勤特急」などと称された所以、
原付一種とほぼ同じサイズのシャシーに、デカくてパワフルなエンジン
・・・という定番となったパッケージングが崩され、
12インチフロントホイールや、
ボリュームのあるカウルに隠れるようなエンジンなど、
どちらかといえばホンダ・リード125のようなパッケージングとなったこと、だろうな

初期のV125から感じたスズキ式の潔い割り切り
小柄でシンプルな車体の尻にぶら下がったでっかいエンジン
あちらのほうがTriKaiは好みでした
果たして、瞬発力や実用性はどうなってしまったのかが気になります

唐突だけど、今振り返ってみれば、
「元祖・Vシリーズではないほう」初代アドレス110や、
その4スト版とでも言うべきアヴェニス125/150って、
今のPCXやNMAXのような、
スーパーコミューターの始祖と言える存在ではなかろうか

Vシリーズにせよその他にせよ、売れた売れなかったに関わらず、
本当に時代を先取りしている・・・それも一歩先なんてものではない
常に二~三世代は先を行っていたように思える
本邦のシティーコミューターという分野で、
スズキは間違いなくリーディングカンパニーだったんでしょうね

とりあえず、ホンダみたいな仮面優等生なキャラの後追いは似合わない
もっともっと変態であるべきだよ、うん
・・・褒めてますよ?



GSX-S125 ABS
http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/gsxs125al8/top

これこれ、これだよ!!
スズキはこれくらい変態でなくっちゃあ!
・・・だから褒めてますってば

抑揚と塊感のあるストリートファイター・スタイル
日本市場におけるスズキ原二勢初のABS装備
電子制御式のスターターシステム
水冷式・DOHCの4バルブ、最大トルク発生点が8,000rpm、
最高出力発生点は10,000rpmという高回転型のエンジン
凄いな、そこまでやるか

LEDヘッドライトには相変わらずアレルギーのあるTriKaiですが、
ここまで純正採用が進んでいる現実を目の当たりにすると、
そろそろ白旗を揚げて、きちんとレビューすべき時が来ているのかもしれないな・・・

次にバイクを購入するとしたら125cc以上の車種を選ぶつもりですから、
完全に冷やかしとなってしまいますが・・・
あああ、それでも試乗したい、試乗したい!

トリシティ、後部座席へ荷掛け用フックポイントを追加 Ver.3

とりあえず、これで完成・・・のはず



作業の詳細はこちらへ
トリシティ 後部座席への荷掛け用フックポイント追加 作業レポート Ver.3