2018/04/27

スーパーカブ110、初回点検完了




2018年4月20日
総行1,089kmで初回点検を完了
オイルはホンダ純正G2へ
オイルフィルターも同時交換

実施から1週間経ってしまいました
最近はTwitterの利用が多く、ブログの更新が滞っています
モーメントを使えばメモ帳やアルバムが作れたりして、
なかなかに便利ですねぇ

2018/04/21

2018年型スーパーカブ50/110(AA09/JA44) ボディーカラー解説

Twitterでのやりとりからヒントを得て作成
タイトルのとおり、ボディーカラーに関するうんちくまとめ
正確さは保証しない

プロとクロスカブについては気が向いたら書きます



共通事項

JA07およびAA04/JA10のボディーは、
着色成型樹脂の上にクリアコートを施して仕上げられていたが、
AA09/JA44では、樹脂とクリア層の間にカラー塗膜を作る、
一般的な塗装仕上げへと変更された

このため質感がAA01/HA02(旧カブ50/90)に迫るレベルで大きく向上している



アーベインデニムブルーメタリック

おそらくはAA09/JA44で初めて採用された新色で、
初採用はジョルノ(AF77)のようです、申し訳ない
「都会的なデニム」の名を持つ濃紺

比較的高めの彩度と透き通るようなツヤは、
AA01カスタムが採用していたアドベンチャーブルーメタリックに近い



タスマニアグリーンメタリック

AA01デラックス、およびHA02に採用されていた、カブ伝統の深緑

光沢が強い一方で黒と見間違えるほど彩度が低く、重厚感がある



バージンベージュ

新世代カブへはJA07後期型から導入され、
AA04/JA10を経て最新型にも採用された、お洒落なベージュ

もともとはリトルカブの採用色だった



ムーンストーンシルバーメタリック-U

50専用色、渋いメタルグレー

二輪・四輪を通して採用例がある
カブシリーズに限ると、AA01カスタム、リトルカブに採用されていた
当初はAA01カスタムの専用色と記載していましたが、
リトルカブのことを失念していました、申し訳ない
特にリトルカブのそれは、黒のレッグシールド、
およびサイドカバーとコーディネートされているのが特徴

ところで「U」って何の略だろう?



パールシャイニングイエロー

50専用色、大変ポップなイエロー

ミニバイクではゴリラやグロム、大型車ではCB1100EXやF6Bなど、
幅広い車種に採用されてきたカラーだが、
AA09への適用はかつてのAA01ストリート仕様、
およびリトルカブの採用色、プラズマイエローへのオマージュと思われる



グリントウェーブブルーメタリック

110専用色、非常に鮮烈なメタルブルー

本来はスポーツモデルを中心に採用されるカラーであり、
かつてはゴールドウイング、VT1300CX、VTRなどに設定され、
2018年4月時点の現行車では、CB400SF/SBに設定されている

敢えてカブに採用したのは、ホンダデザイナー陣の遊び心だろうか



クラシカルホワイト

110専用色、あるいは交番色

JA07後期型(コルチナホワイト)→JA10(パールシルキーホワイト)、
そしてJA44と、歴代110に必ず採用されてきた白装束
どうやら警察向けの色を一般へも販売しているらしい

このカラーのフロントセンターカバーを他のカラーへ流用して組み合わせると、
AA01/HA02にそっくりなフロントマスクへとカスタムできる

※追記
2018年4月22日
誤情報を訂正

2018/04/08

写真

今回は全部インスタから引用してみよう

TriKaiさん(@trikai125)がシェアした投稿 -

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Twitterはじめました

https://twitter.com/TriKai125

主に旅行の準備や、
旅行中の出来事についてつぶやきます

着々と文明に毒されてるなぁ・・・

2018/04/07

比較インプレ・スーパーカブ110(JA44) vs トリシティ125(SE82)

カブ納車から1週間が過ぎ、まもなく総行500km
用事や頼まれ事がいっぱいで慣らしが進む進む
まだ体調微妙なんだからもうちょい手加減してくれよぉ!
いや、道草食って写真撮ったりもしてるけどさ・・・

ひと通りのシチュエーションを走らせて、
ある程度性格がわかってきたので、
ここらでトリシティとの比較をしてみようと思う

「比較対象としては畑が違いすぎるんじゃないの・・・?」
とか思うこと無かれ
意外と面白い勝負になるのですよ、これが



それぞれ一言で表現すると

トリシティは優れたロードスター
スーパーカブは生粋のSUV



取り回し・足着き・乗車ポジション

取り回しと足着きはカブの圧勝
低重心、かつ車重が100kgを切る上にチェーン駆動のため、
押し引きが自転車並みに軽い
シート高も低く、角が取られた形状で足を下ろしやすい
小柄で非力な人間でも十分に扱える

乗車ポジションはトリシティが楽
足を前に投げ出したポジションこそ取れないが、
シートとフロアの高低差が十分に取られているため、
見た目の印象とは裏腹に、膝周りに余裕がある
ハンドルも高めで、アップライトな姿勢となる

カブはハンドルが低めで、
シートとステップの高低差も大きくは無いため、
身長172cm程度の自分の場合、足の折りたたみ、
上半身の屈み具合ともに少しだけ窮屈である



動力性能

加速力に関してはトリシティがやや優位
そこは重くてもスクーター
出足のもたつきこそあれ、一度クラッチが繋がってしまえば、
周囲交通の流れに負けず、一気に60km/hまで加速できる
また、シフトダウンの必要が無いため、
急減速からの再加速も素早い

カブの場合、
排気量差とシフト時のタイムロスというハンデを背負っているが、
軽い車重とフリクションロスの少ない動力伝達系のおかげで、
意外と軽快に交通の流れへと乗ることができる

燃費に関してはカブの圧勝
きびきび走らせても60km/L以上という数値は、
トリシティの38~42km/Lと比較して、
リッターあたり1.5倍の走行距離である
このため、燃料タンクがたったの4.3Lしかないにもかかわらず、
航続距離は6.6Lタンクを持つトリシティとほぼ同じとなる

給油から200km近く走るとだんだん不安になってくるのは両者共通



旋回性・安定性

互角
低速時の小回り性能と高速時の安定性の両立、
あらゆる速度域での軽快な旋回性の実現など、
性格に似ている部分が多い

操縦感覚には明確な違いがある
トリシティは比較的重心が高めで、
一度バンクさせると、まるでレールに乗っているかのように、
バイク自身がぐいぐい曲がろうとする
カブはとことん低重心で、
ライダーの先を取ったアクションは起こしてこない
一方で車体が軽いため、
強い入力をした場合の反応はトリシティよりも機敏である

その他、舗装の荒れや横風への耐性では、
ハンドルが取られにくいトリシティにやや分がある



制動力

トリシティの圧勝
車重が重いというネガを差し引いても、
三輪ディスクブレーキの制動力と、
コントロールのしやすさは伊達ではない

カブの前後110mm径ドラムブレーキは、
最大限ポジティブに表現して、必要最低限の性能である
初期制動の甘さはしっかりと握り込めばクリアできるが、
握り込んだ先でのコントロール性も大してよくは無い
このあたりはドラム式の限界であろう
バイパスでの高速巡行などはフロントディスクのC125に任せるとして、
せめて130mm径ドラムを標準仕様にすべきだと思う
一方でエンジンブレーキが強力なため、
降坂時の抑速はトリシティよりも楽である

余談だが、モデル末期(2000年以降)のヤマハ・メイトV50は、
前後130mm径のドラムブレーキを標準装備していた
こちらは2ストゆえのエンジンブレーキの弱さが背景にあるようだが、
結果的にYB50/YB-1Fourといった4スト組にも採用されており、
ブレーキ性能ではホンダビジバイ群よりもわずかに優れていた

カブシリーズで130mm径ドラムが採用されているのは、
末期型HA02のフロント、JA07のフロント、
プレスカブのリア、初代クロスカブのリアなどである



路外性能

カブの圧勝
派手な走りはできないが、
オフ車でなければ躊躇するような道でも、
二輪と二足で案外トコトコと走れてしまう
オフ車比で最低地上高が低いという弱点こそあるが、
足着き良好な軽量車体に自動クラッチ、
とことんローな1速と適度にローな2速の組み合わせが、
優れた踏破力を生み出している

これがトリシティの場合、
車体の重さと足着きの悪さがどうしてもネックとなる

なお、一見するとオフ向けのようなクロスカブ110も、
実際の路外性能は標準仕様のスーパーカブとそれほど変わらないと思われる
一応、最低地上高は高められ、
シートやハンドルもスタンディングを考慮したものとなってはいるが、
純正部品としてはエンジンガードが用意されていないのに加え、
アップマフラーに交換してもエキパイの取り回しがエンジン下となるためだ
フロントフォークの支持構造も標準仕様と同じで、
凸凹のグラベルなどで振り回すには剛性が不足気味である



積載性能

とことん積むならカブの圧勝
積載性よりも利便性を重視して、リアボックスを取り付けることも容易

メットインに収まる範囲であれば、トリシティの利便性が光る
加えてリアボックスを装着すれば、実用上の不自由はほぼ解消する



まとめ

舗装路上での優秀な走行性能、
そしてメットイントランクを持つトリシティは、
街乗り、都市間連絡、ワインディングなど、
オンロードでのあらゆる状況を、そつなく、楽しくクリアできる
ただし路外性能はあまり高くない
メットインの容積もヘルメット1個分と決して多くはないため、
快速の移動体としては優れていても、
行楽用途では不満が残る

対するスーパーカブは、単純な移動体として見ると、
加速・減速ともに非力な印象が拭えない
買った状態そのままでは利便性も高いとは言えない
しかし、ユーザーの工夫を広く受け入れる高い拡張性と、
大型荷物の運搬や路外走行までこなせる抜群の汎用性には、
弱点を補ってなお余る魅力がある
特に行楽用途への高い適性を持っている

道路を軽快に走ることに特化し、ハイペースで駆け抜けるトリシティ
様々な用途に適応し、マイペースで前進するスーパーカブ
冒頭でそれぞれをロードスターとSUVに例えた理由である

2018/04/04

スーパーカブ110(JA44)、納車段階で実施したカスタム一覧

納車整備の際に取り付けていただいたパーツ類のメモ
すべて公式のカスタマイズパーツカタログから選んだものです



1
ホンダ純正
フロントキャリア
カタログ番号 08L72-K88-J00

おそらくはタイ仕様に標準装備されているものと同じ
なんの変哲もない黒塗装のフロントキャリア

フロントバスケットの取り付けに必須のアイテムだけど、
ロープをかけられるフック状の部位がきちんとあるため、
単独でも使えないことは無い

華奢に見えるが、地味に許容積載量が5kgあり、
意外と大物を積むことができる
バスケットを取り付けると3kgまで減ってしまうが、
小物を積む際の利便性は向上する
どちらを取るかはライダー次第だ



2
SP武川
T20ウェッジ対応 12V 1.5/0.3W LEDバルブ
カタログ番号 0SS-ZN-05080039
武川商品コード 05-08-0039

テール&ストップランプ用
五角柱型の基盤に表面実装型のLEDを並べたもの
JA07およびJA10には適用不可

当初はバルブ専門メーカー・M&Hマツシマの製品を、
DIYで適合確認して導入するつもりだったが、
カタログに記載されている、イコール、
ホンダ側が適合を確認しているこちらに変更

耐久性は未知数、要観察

これでメーター照明灯を交換すれば、
ウィンカー以外のすべての灯火をLED化できるのだが、
白熱球の温かな光がなかなかいい雰囲気を醸しているので、
今のところは予定していない



3
TANAX
ラジカルミラー(10mm正ネジ)
カタログ番号 0SS-KA-AU10
TANAX商品コード AU-10

ナポレオンミラーのラインナップのひとつ
アームの付け根がボールジョイントになっている

一見すると可倒式ミラーのようだが、
実際はほとんど倒れない

その代わり、アームが360度回転するため、
万一ミラー先端を何かにぶつけても、
鏡面や取り付けネジへのダメージは最小限で済む
また、あらかじめアームを180度回しておくこともできる
むしろ回転式ミラーと言ったほうが正しい

転倒時の破損や樹木へのひっかかりを軽減する、
主にオフ車向けと思しき製品
なぜカブのカタログに記載されているのかは謎だけど、
市街地では過密駐輪場などでの取り回しで役に立ちそうだ

2018/04/03

スーパーカブ110カスタム記録、リアサス周りのラバーブッシュ位置出しを実施




変位への対応にラバーブッシュを使っている5ヶ所、
左右ショックアッパーおよびロアー、
スイングアームピボットのナットを緩める

リアアクスルを乗車時に落ちつく位置まで動かしたら、
その状態で各ナットを規定トルクで締め付ける

ブッシュのねじれが乗車状態で無くなるようにすることで、
作動性の向上と、上下動のより早い減衰が狙える

当然、劇的に乗り心地が変わったりはしないんだけど、
リアショックを交換するのに比べると無難かつ手軽に、
リアサスのポヨポヨ感、リアアクスルの暴れを抑えることができる

・・・むしろ、高性能な社外リアショックを導入する場合にこそ、
アームピボットのブッシュに対してコレをやっておかないと、
ダンパーの性能を100%まで引き出せない

詳しいレポートはこちら
スーパーカブ110(JA44) リアサスペンション各部のラバーブッシュ位置調整 作業レポート