2017/09/02

インプレッション・トリシティ125 × SCT-001モビシティ ~ドライ路面でのワインディング編~

兼・ツーリング記後編
前編はこちらへ
ツーリング・温泉と秋の気配:前編

ひとつ前のインプレならこちらへ
慣らし走行編



慣らし・皮むきも一通り終わったモビシティ
今回のツーリングでは、より本格的なワインディングに持ち込んでみました

昨日のワインディングは、
ふもとの市街地からいくつかの峠を越え、
山の中腹にある温泉街へと走る道路で、
原付二種にとっては長く続く急勾配と、
標高の高さに伴う出力の低下が少々きついものでした

本日通る道は、
中腹以上の標高から山頂の少し手前を目指すため、
高標高ながらも勾配は緩めで、
125ccのバイクでも無理なく楽しめるものです

そのうえ一方通行のため対向車がおらず、
舗装の状況もところどころに荒れがあるも比較的良好
それでいてカーブおよびコーナーはふんだんにあり、
途中2箇所の展望・休憩施設もあるという素晴らしさ
もちろん、景色も最高です

入り口で環境保全料を寄付する必要がある有料道ですが、
目安として指定されている100円はお得感があります



路面は完全なドライコンディション
時刻は朝、気温、路面温度ともにまだ上がりきっていません
それでは安全運転にて、楽しく登っていきましょう

慣らし時の経験から、バンク角に関しては自重しており、
意識して肩の力を抜いて、ゆるりと流していきます
それでもそれなりのペース、そして小気味いい旋回のリズム
主にスロットルワークで向きを変えていきます

初期回頭性の良さ、二次旋回に移った際の安定性、
そして切り返しの軽快さ
このタイヤは、トリシティが生来持っている性格を何一つ邪魔していません

特に二次旋回中の安定性は、
純正タイヤよりもワンランク上のようです
リーンウィズでスイスイ走るのも快適ですが、
スロットルオン時の立ち傾向がわずかに強いことを活かして、
しっかり体重移動してイン側に重心を移してやると、
グッと踏ん張りが効きます
これは、痛快






あっという間に第1の休憩ポイントへ
標高がおわかりいただけると思います



休憩所以外での駐停車が禁止されているため、
道中の写真が無いのが心残りですね
アクションカムでも導入してみようかな・・・





山頂手前の第2休憩ポイント
売店やトイレもあります
ここから山頂へはロープウェイで登れますが、今回はパス


この標高では、もうススキの穂が出てるんだな



さて、次は下り
登りに比べると舗装が荒れている区間が多い印象です
こういう場面はトリシティの十八番

コーナー手前でしっかり減速したら、
軽いリアブレーキで抑速しつつ、クルリと向きを変えていきます
ここでもバンク中の安定性の良さが光りますね
ギャップを踏んでも問題無しです

トリシティと、モビシティ
その相乗効果はなかなかのもののようです
特段ハイグリップというわけではありませんが、
シャシーの性能によくマッチし、長所をより引き出していて、
とても楽しく走ることができました



そんなこんなで、一気にふもとの街まで辿り着きました

まずは腹ごしらえ

街中を流れる水がとても綺麗



コイがいる水路もありました



・・・みんな日陰にいるよ
やっぱり暑いんだな・・・



あー、楽しかった

帰りは海路、また来る日まで



インプレッションはまだ続くよー
次回はある意味、モビシティの真価が問われる内容になりそうだ
インプレッション・トリシティ125 × SCT-001モビシティ ~雨天下の街乗り、郊外→都市間プチツーリング編~

※追記
2017年9月4日
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