2017/02/08

レギュレーターの知能化と、トリシティ含む小排気量FI車のバッテリーあがり耐性

どこまでもスローモーションな状態からは脱しました
お茶漬けで栄養補給しつつ、ちまちまと外出しています
まずはあまり人と顔を合わせずに済む用事から



およそ1ヶ月ぶりにセルフスターターを回したところ、
無事に始動してくれたトリシティのエンジン
押しがけ不可のキック無しなので心配していたけど、これはよかった

レギュレーターが発電状況を判断しているようで、
キースイッチをONにしただけではヘッドライトが点灯しない仕組みになっている
まずはLEDのフロントポジションランプ、
そしてテール&ブレーキランプが点灯するようになり、
その後、正常にエンジンが始動して初めてヘッドライトが点灯する
2017年現在だと珍しくもないシステム

ACジェネレーターからの直接給電・・・つまり、
キャブレター仕様時代のカブやモンキーのような、
交流電源の前後灯火類、マグネトー式やAC-CDI式の点火系が廃れ、
燃料供給まで含めてバッテリーの電力頼み
それでいてヘッドライト消灯スイッチを持たない現代二輪車、
かつ発電能力に占めるヘッドライト消費電力の割合が多い小排気量車だと、
始動時だけでもヘッドライト分の負荷を抑えてやれば、
バッテリーの弱りへの耐性をそれなりに確保できるんだろうね



参考としてホンダの場合、
バッテリー完全放電状態からのキック始動を目指して、
早くからこの手の仕組みを導入していた
https://www.honda.co.jp/tech/motor/item-pgm-fi/
詳細解説が工事中だそうなので仮リンク
さすがにキック1発とはいかないけど、回数を試行すればなんとかなるそうだ

カワサキはエンジンの瞬発力を得るためにも応用している
https://www.kawasaki-cp.khi.co.jp/technology/chassis/tech_smartregulator.html

システムの供給元はどこもケーヒンなんだろうか・・・?