2016/09/24

備忘録:トリシティ・洗車後および水溜まり走行後の要注意点

洗車時、フロント周りに水をかけた際、
右前輪と左前輪のブレーキ機構に湿り具合の差、
延いては一時的な制動力の差が生じる場合があります

この状態でフロントブレーキをかけると、
制動力が強いほうの前輪側へ、ステアリングを回そうとする力が発生します
また前後連動ブレーキを採用しているため、
後輪ブレーキレバーのみを強く握りこんだ場合にも、
わずかに同様の現象を感じることがあります

左右ブレーキ機構の湿り具合が均一に近づくにつれて、
この症状は改善されていきます
洗車後のブレーキテストは必ず実施しましょう
不意の切れ込みを避けて安定を維持するため、
軽い握力での作動から始め、徐々にブレーキを乾かしていきましょう

大抵は20~30km/hからの軽いブレーキングを、数回実施すればすぐに改善します
いきなり強くフロントブレーキを使っても、数瞬クッとハンドルを振られる程度なので、
ほとんど気にならない、あるいは気づいていなかった方も多いそうです
この投稿の初版では「ステアリングを回そうとする顕著な力」、
「急激なステアリングの切れ込みを避けるため」と表現しましたが、
自分の感覚がだいぶ大仰だったようです・・・申し訳ありませんでした

ブレーキディスクにカバーが付いているためか、
雨天時走行中にこのような状態になることは稀のようです(自分は経験がありません)
が、一応、片輪のみが深い水溜まりを通過した際などには、
洗車後同様に注意することをおすすめします

いつまでもこの症状が改善されない場合、
あるいは改善するまでやたらと時間がかかる場合は、
何か異常・故障が発生している恐れがあります
乗用を中止し、目視点検のうえで、購入した販売店へ連絡を取ってください

※追記
2016年10月29日
一部訂正・追記