2018/01/08

リアサス交換まとめ1:YSS DTGを'14年型トリシティに取り付けたときのメモ

・サービスマニュアルの購入は強く推奨
原本を汚さない&メモ書きをするために、
あらかじめ使うページのコピーを用意するとなお良し
基本的にバラして、一部の部品を入れ替えたら元通りに組むだけなので、
形にするだけならマニュアル無しでもなんとかなるが、
慣れないうちはあって困ることが無い

・トルクレンチの購入は強く(略
ラバーブッシュって、意外と締め付けトルクの強弱に敏感なのです



・すべての作業の前に、
バッテリーのマイナス端子からハーネスを外し、
ウエスなどで養生しておく
これを怠ると、特にスターターリレー周りに手を付けた際に、
スターターモーターが勝手に回ったり、最悪感電する恐れがある

・メットインを取り外す際に、
燃料タンクキャップを開ける必要がある点にも注意
静電気の除去を必ずおこなうこと



・作業手順はかなり煩雑
リアフェンダーを取り外すために、
メットインから後ろの外装を全部剥がし、
マフラーもサイレンサー部分を取り外す
趣味のDIYで初分解する方は、
作業時間をたっぷり丸1日は確保したほうがいい
ティータイム込なのがTriKai流よー

・新品への交換指定パーツは、
マフラーのジョイントガスケットのみ
パーツリストおよび部品番号はヤマハ公式サイトで閲覧可能
古いガスケットの取り外しは結構な力業なので覚悟を

・カウル剥がし、ツメやグロメットの取り外しには、
竹の割り箸を用意すると非常に重宝する
マイナスドライバーなどではカウル側を傷つけてしまうところ、
適度な剛性と柔軟性を兼ね備えているので、案外侮れない

・一部、3番適合のプラスビスが使用されている
また、スタビドライバーでも入らない箇所に存在するビスがある
2番に加えて、3番のプラスドライバーと、
2番のドライバーソケット&薄型のハンドル
ないしオフセットドライバーを用意すると作業が捗る

・スターターリレーを取り外す際、
ボルト止めのターミナルを外す必要は無し
ゴム製のベースをそのまま引き抜けばOK

・テールランプASSYはカプラを抜いて取り外す必要無し
ハーネスを傷つけないように注意して、リアフレーム上に置いておく
念のためマスキングテープなどで固定しておくとなお良し



・ショック下側の固定には、
YSS DTG付属のボルトおよびスプリングワッシャを使用する
純正ボルトでは長さが足りない
スプリングワッシャ無しではボルトがサス側にめり込んでしまう
締め付けトルクはサービスマニュアルどおりでいい

・純正ショックのアッパー側ブッシュは、
取り付けた際、内側になるほうが肉厚になっている
一方でYSS DTGは、厚みにほとんど差が無い
今回はわずかでも厚い方を内側にして組んでいる
・・・が、特に気にせず、YSSのロゴがある面を基準にして、
向きを決めてもいいような気もする

・ショックユニット取り付け軸、およびボルトには、
防錆用として薄くグリスを塗るといい
潤滑用ではないので塗り過ぎNG
また、ネジ山部には絶対にグリスを付着させないこと
初心者は塗らずにそのまま組むのが無難
CRC556などはくれぐれも使わないこと、呉だけに



セッティング編に続く