2016/11/27

TriKai、スマートフォン導入の巻(au・Qua phone KYV37)

筒井康隆氏の名著「最後の喫煙者」よろしく、
"最後のガラケ使い"になる覚悟だったのに・・・!

Wi-FiとクラウドストレージによるPCとのデータ共有の容易さ、
いざというときPC向けサイトが閲覧できる利便性、
アプリ周りの柔軟性、地図ソフトの使いやすさ
その他、諸々の魅力には勝てなかったよ・・・

というか、コンビニのコピー機にWi-Fiでデータを飛ばせるって、
いったいどんなマジックなんでしょう・・・
すっかり時代についていけなくなってるな・・・



ちょうど愛用のガラケ、カシオ・CA007の電池が寿命に近づいていて、
修繕プログラムを利用して無償交換してもらおうと考えていたのですが、
「見積もり額によっては、ここでスマホに変えてしまうほうが良くないか」、
「たぶんあんたなら使いこなせるだろうから、あとで操作を教えてほしい」、
という家族のすすめもあり、とにもかくにも近所のショップへ

店頭のモックアップでいろいろ試させていただいた結果、
今までスマホを敬遠してきた最大の理由、
ジーンズやチノパンの尻ポケットに収めるのが難しそう
という負の印象がとりあえずクリアとなったので、
上記メリットの誘惑に負けて、機種変更と相成りました

短時間通話を繰り返すので、それに適した音声通話プランを選択
データ通信プランは、ゲームやテザリングに使うつもりが無く、
また地図ソフトは、マップデータを内部ストレージ&SDカードにダウンロードし、
基本的にオフラインで使う予定で、かつ家にWi-Fi環境があったので、
一番安価な1ヶ月1GBのプランを選択して様子を見ることに

割賦代&利用料は、ガラケと比べて1月あたり1000円程度の増額で、約5000円
思ってたよりも安かったのですが、1年で1万2000円増と考えると無視はできませんね
機能面の多彩さと柔軟さが段違いなので、使いこなすことさえできるのなら、
費用対効果は高いと言えるはずなんですが・・・大丈夫かな・・・

SIMロックを解除して格安SIMカードを使う手も、
思い浮かばなかったわけではないんですけどね
そこは電話以外のサービスとの兼ね合い、諸々の事情です
とりあえず2年後を待つとしましょう

説明を先取りして、様々な質問を繰り出す客は、
販売員さんにとっては迷惑だったことでしょう・・・
それでもお付き合いいただけたことに、感謝いたします
良いプラン選択ができました



au Qua phone KYV37



どの製品にもいちいち頑丈さ、耐衝撃性を確保することに定評のある京セラ製
auのプライベートブランド品として供給されたものです
仕様としてはエントリーモデルで、あまり高度な性能や機能は有しておらず、
またバッテリーの交換も不可能となっています

その代わり、軽くて薄く、また頑丈というわけです
ついでにキャップレス防水仕様でもあります
タフなスマホと言えば、同じく京セラ製のTORQUEがありますが、
あちらがいかにもアウトドア志向の無骨なスタイルなのに対し、
こちらはフォーマルなシーンでも違和感が無いシンプルなスタイルで、
一般的なスマホケースにも難なく収まるサイズです
街乗りメインのバイク乗りにとってはぴったりの品ではないでしょうか

Qua phoneはちょうどモデルチェンジの時期でして、
後継品のLGエレクトロニクス・Qua phone PX LGV33も併売されており、
こちらのカラーとスタイリングも好みだったのですが、
結局は上記の堅牢な構造や、下記の受話システムを含めた、
機器全体のデザインによって、旧モデルのKYV37を選択しました

高級機の使用経験がある方にとっては動作の遅さが不評のようですが、
基本的な機能を中心に使っている限りは、あまりストレスを感じません
ディスプレイ全体を受話スピーカーとして使う構造で、相手の声が聞き取りやすく、
ひょっとすると通話に関してはガラケよりも優れているのではないか・・・
というのが、購入からしばらく使ってみて抱いた感想です



ストラップを付けようといろいろ探してみたのですが、
どうもしっくりくるものが無いので、自作することに


・結束用紐付き金具 2個セット 200円
・キーホルダー用リング 2個セット 300円
・ナイロン紐 1m 24円
+消費税 8%

1つ作ったら300円弱だね

結束金具に付属していた小さなキーホルダー用リングを取り外し、
金具側のリングへと直接ナイロン紐を結び、
反対側には大きなキーホルダー用リングをテキトーに結ぶ

・・・正確には、結束金具側はチチ輪結び
大リング側はいわゆる電車結びの応用で、
締め込む前に、並んだ2本の紐の間にリングを通しておき、
最終的にリングの両側に結び目のコブができるようにしている
リングとスマホ本体の接触をなるべく減らそう、という目論見だ

紐の輪に手を入れる使い方、リングに指を通す使い方の両方が可能
リングの位置を工夫しておけば、バッグやポケットからの取り出しもスムーズ


余ったヒモと外した部品で、カメラ用のストラップも作ってみたりして




4年間、お疲れ様でした